カテゴリ:売却お役立ちコラム / 更新日付:2025/11/08 20:12 / 投稿日付:2025/11/08 20:12
遠方の実家を売却するには?現地に行かずに進める方法
近年、「親が他界して空き家になった実家を売却したいが、遠方に住んでいて現地に行けない」という相談が増えています。
特に札幌市のような地方都市では、首都圏や本州に住む相続人が売却を希望するケースが多く見られます。
本記事では、遠方の実家を「現地に行かずに売却」するための手順や注意点を、札幌市で不動産仲介を行う当社が詳しく解説いたします。
1. 遠方の実家売却が増えている背景
総務省の統計によると、全国の空き家数は約900万戸を超え、特に「相続による空き家」が増加傾向にあります。
実家が札幌にあり、子どもが東京や関西に住んでいる場合、距離的・時間的な制約から現地に頻繁に行くことが難しいのが現状です。
しかし近年では、不動産仲介会社や司法書士のサポートを受けることで、「現地に行かずに売却」を進めることが可能になっています。
2. 現地に行かずに売却する3つの方法
① 不動産会社にすべて委任する
最も一般的な方法は、不動産会社に売却活動を一任する形です。
専任媒介契約または専属専任媒介契約を結ぶことで、売却活動・内覧対応・契約手続きなどをすべて代行してもらえます。
近年では、査定から契約、引き渡しまでオンラインや郵送で完結できる体制を整えている会社も増えています。
② 代理人(家族・親族・司法書士など)を立てる
遠方でどうしても立ち会いが難しい場合は、代理人を立てて売却手続きを進めることも可能です。
たとえば、札幌に住む親戚や司法書士に委任状を渡し、契約や決済の立ち会いを代行してもらう方法があります。
正式な代理権限を証明するためには「委任状」および「印鑑証明書」が必要です。
③ オンライン(リモート)での手続き
近年はIT重説(オンライン重要事項説明)の制度が整い、対面での契約説明をオンライン会議ツールで行うことが可能になりました。
売買契約書や媒介契約書も郵送でやり取りできるため、現地に足を運ぶことなく手続きを完了できます。
3. 売却までの流れ|現地に行かずに完結するステップ
STEP1:不動産会社に査定を依頼
まずは、信頼できる不動産会社に査定を依頼しましょう。
札幌市内の物件であれば、現地調査・周辺環境・市場相場などをもとに査定額を提示してもらえます。
査定依頼はメールやLINE、フォームからも可能です。
不動産売却一括査定の利用して成約可能な価格帯を調べる事も重要です。
※不動産売却に関する主要な一括査定サイト一覧はコチラです
STEP2:媒介契約を郵送または電子署名で締結
売却を依頼する会社を決めたら、媒介契約を締結します。
郵送で契約書を受け取り、署名・捺印して返送すればOKです。
最近では電子契約(GMOサイン、クラウドサイン等)での締結も増えています。
当社ではGMOサインの電子契約システムを利用しております。
STEP3:販売活動を開始(現地対応は業者が代行)
広告掲載、内覧対応、写真撮影などの販売活動はすべて不動産会社が行います。
遠方に住む売主は、報告書やメールで進捗を確認できます。
STEP4:買主決定・契約締結
購入希望者が現れたら、条件交渉を経て売買契約を締結します。
このときもIT重説・郵送で対応可能です。
重要事項説明書・契約書などはPDFや郵送で事前確認ができるため、安心して進められます。
STEP5:決済・引渡し
売買代金の受け取りや所有権移転登記などの最終手続きは、司法書士が代行可能です。
売主本人が遠方にいる場合は、司法書士への委任状と印鑑証明書を郵送すれば、現地に行かずに決済を完了できます。
4. 売却時に必要な書類等
- 本人確認書類(運転免許証など)
- 印鑑証明書
- 実印
- 登記識別情報通知(権利証)
- 固定資産税納税通知書
- 建築確認済証・検査済証(あれば)
- 委任状(代理人を立てる場合)
これらの書類は郵送でのやり取りが可能ですが、紛失や誤送付を防ぐために「書留郵便」や「レターパックプラス」を利用するのが安心です。
※実印は、印鑑自体を送付するのではなく、必要書類に押印して当該書類を送付する
5. 代理人を立てる際の注意点
代理人を立てて売却を行う場合は、次の点に注意が必要です。
① 委任内容を明確にする
「売買契約の締結」「決済・引渡し」「登記手続き」など、代理人に任せる範囲を明確にしましょう。
委任状には具体的な権限を記載しておく必要があります。
② 信頼できる人物を選ぶ
親族や司法書士など、信頼できる代理人を選任しましょう。
金銭の受け渡しや契約関係が発生するため、慎重な判断が求められます。
親族以外を代理人にする場合は、司法書士であっても本人確認をする事をお勧めします。
司法書士の場合は、登録司法書士会の名簿と照合する事も忘れないで下さい。
③ 費用負担を事前に確認
司法書士に代理を依頼する場合、報酬費用(3〜10万円程度)が発生します。
また、司法書士報酬の他、登記内容に変更が有る場合は別途「登録免許税」がかかります。
登録免許税についての詳細はコチラを参照下さい。↓※別サイトへのリンク
登録免許税(登記代)について。(ブログ:道産人)
不動産会社と連携して見積もりを取り、事前に費用を確認しておくことが重要です。
6. 現地に行かずに売却するメリット・デメリット
メリット
- 交通費・宿泊費などの負担がない
- 時間をかけずに手続きが進められる
- 売却専門のプロに任せることでスムーズ
- 郵送・オンラインで完結できる
デメリット
- 現地の状況を自分の目で確認できない
- 書類の郵送や委任状作成などの手間
- 悪徳業者に委任するとトラブルのリスク
こうしたデメリットを防ぐためには、信頼できる不動産会社に相談し、定期的な報告や写真送付を受ける体制を整えることが大切です。
7. 空き家の管理・片付けも業者に依頼できる
遠方の実家の場合、「売却前に片付けや清掃ができない」という悩みも多くあります。
札幌市内では、不動産会社が提携する「残置物・遺品等整理業者」「ハウスクリーニング業者」「解体業者」に依頼し、売却準備を整えることが可能です。
これにより、現地に行かずとも「見栄えの良い状態」で販売をスタートできます。
8. 売却後に発生する税金や費用も要確認
売却後(時)には、以下のような税金や費用が発生します。
- 仲介手数料
- 印紙税
- 登記費用(司法書士報酬+登録免許税)
- 譲渡所得税・住民税(売却益が出た場合)
特に相続で取得した実家を売却する場合、「相続登記」や「譲渡所得の特別控除(3,000万円特別控除)」などの特例を活用できることがあります。
税金に関しては、税理士や専門家への相談がおすすめです。
当社と顧問契約を締結している会計事務所には税理士が在籍しておりますので、ご紹介が可能です。
9. 札幌市で遠方実家の売却をスムーズに進めるコツ
- 地元に強い不動産会社を選ぶ(札幌市内の相場・地域性を熟知)
- オンライン対応可能な会社を選ぶ
- 相続・登記・税金までワンストップでサポートしてくれる会社を選ぶ
これらの条件を満たす不動産会社に依頼すれば、現地訪問を最小限に抑えながらスムーズに売却が可能です。
当社では、札幌市内全域(東区・南区・西区・北区・白石区・厚別区・中央区・手稲区・豊平区・清田区)及び近隣市町村(江別市・小樽市・石狩市・北広島市・恵庭市・当別町)の不動産を対象に、オンライン査定・郵送契約・代理決済サポートまで一貫して行っております。
10. まとめ|遠方でも「現地に行かずに売却」は可能
遠方に住んでいても、不動産会社や司法書士のサポートを活用すれば、実家の売却を現地訪問なしで完結できます。
大切なのは、信頼できる地元業者を選び、手続きを丁寧に進めることです。
書類の準備や委任内容を明確にし、トラブルを防ぐことで、安心して売却を成功させることができます。
札幌市内で「遠方の実家を売りたい」という方は、まずはお気軽にご相談ください。
査定・相談はすべて無料で承っております。
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免責事項:本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、税務・法務等の最終判断は必ず専門家にご相談ください。
札幌市での不動産売却に関するご相談は、地元の信頼できる不動産仲介会社へご依頼ください。





