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((親の不動産を相続したら?相続税の仕組みと計算方法))
カテゴリ:売却お役立ちコラム  / 更新日付:2025/06/21 22:42  / 投稿日付:2025/06/21 22:42

親の不動産を相続したら?相続税の仕組みと計算方法

【保存版】親の不動産を相続したら?相続税の仕組みと計算方法・注意点をわかりやすく解説

親が亡くなり、自宅や土地といった不動産を相続することになったとき、「何から手をつけて良いかわからない」と感じる方は少なくありません。

この記事では、不動産の相続に関する基本的な流れ、相続税の計算方法、注意点、そして活用できる特例制度までを、初めての方にもわかりやすく解説します。

■ 不動産を相続したときにやるべき基本ステップ

  • 遺産の内容を把握する
  • 相続人を確定する
  • 不動産の相続登記を行う
  • 相続税の申告と納税を検討する

■ 相続税がかかるかどうかは「基礎控除」で決まる

相続税の基礎控除の計算式:
3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数

例:法定相続人が2人 → 3,000万円 +(600万円×2)= 4,200万円

■ 不動産の相続税評価額の出し方

  • 市街地:路線価 × 面積
  • 郊外:固定資産税評価額 × 倍率
  • 建物:固定資産税評価額

■ 相続税の計算方法(簡略ステップ)

  1. 遺産総額の評価
  2. 基礎控除を引く
  3. 法定相続分で分割
  4. 税率を適用し税額を算出
  5. 実際の取得割合で税額を分配
  6. 特例控除などを適用

■ 相続税の税率表

課税価格税率控除額
~1,000万円10%0円
~3,000万円15%50万円
~5,000万円20%200万円
~1億円30%700万円
~2億円40%1,700万円
~3億円45%2,700万円
~6億円50%4,200万円
6億円超55%7,200万円

■ 相続に使える節税制度

  • 小規模宅地等の特例:最大80%の評価減
  • 配偶者の税額軽減:1億6,000万円または法定相続分までは非課税
  • 相続時精算課税制度:生前贈与との連動制度

■ 注意点とトラブル事例

  • 登記未実施で売却できない
  • 共有名義での相続トラブル
  • 申告忘れによる延滞税・加算税
  • 節税特例の使い忘れ

■ まとめ

ポイント内容
相続税の期限相続開始から10か月以内
課税判定基礎控除を超えたら課税対象
不動産評価税法上の評価額を使用
節税制度小規模宅地特例・配偶者控除など

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